Befriend

SING LIKE TALKING Befriend歌詞
1.The Great Escape

作詞:藤田千章・佐藤竹善
作曲:藤田千章・佐藤竹善

叫んで
仕事を放棄したい
真昼が続く 熱帯夜
今宵は 街を脱出だ
灯りが届かない 闇へ
Out of sight, out of mind
急げ 急げ
やっと 自分に戻れる
It's out of touch, I don't mind
早く 早く
はっきりと銀河を見たい

真面目っぷりも様になった
身の上に嫌気 倦怠感
迷いなく
現在を削除した
時間は楽しく遣うもんだ
Out of sight, out of mind
急げ 急げ
やっと 気ままに走れる
It's out of touch, I don't mind
遠く 遠く
都会の夜景 「綺麗」に変わる

退屈だとか 期待してないとか
嘘をついて誤魔化さないで
生きていくには
快感は絶対必要な energy なんだ

危険を冒さず穏便に
しぼんだ意欲 高評価
不満を言うより 全開で
明日に向かおう 逃亡だ


2.89番目の星座

作詞:藤田千章・佐藤竹善
作曲:藤田千章・佐藤竹善

段々と白んでいく空
夜の散り際
曖昧で危うい恋を占うみたいさ
だから
真昼に見える星座を
捜そう
現実がボクらを隠す前に
行くよ

流れる星よ キミに届け
この切なさを乗せて
近くにボクがいないときも
キミを抱き締めたいから
あの蒼い月をきっと見ている
そう願うふたりの距離は
たぶん
なくなるんだ

宵闇に紛れたまんま
不安が募った
会いたいって気持ちを
ずっと
並べてみるんだ
88個が決まっている
星座だとしても
この胸に煌めいたものは
確か

流れる星よ キミに届け
この愛しさを乗せて
近くに誰がいたとしても
ボクを感じて欲しいから
輝く月の光よりも速く
キミの傍へ
すぐ
行けるから

賽は投げられた
もう引き返せないボクら

疾走りだす風よ 運んでいけ
ボクらを宇宙の先へ
昨日も今日も明日もないくらいに
ひとつになろう
息を吸うたびに
ボクらだけの物語を記そう
ただ
ひとつしかない

疾走りだす風よ

流れる星よ


3.Human

作詞:藤田千章・佐藤竹善
作曲:藤田千章・佐藤竹善

平坦な道が続くだけの毎日って
聞かないよ
愛するものが現れないって人生も
知らないなぁ
あの丘を越えて 辿りつく未来に
笑顔を見ている
その歓びの輪を 誰もが知っているから
声を合わせて
Oh …
ほら ひとりじゃない

映画仕立ての 感動的な結末は
狙えないさ
あれもこれもやりたいことが 結果に絶対なるなんて
限らないし
だからこそみんな できることの先に
笑顔を見ている
その小さな種が 誰かに繋がると
信じているだけ
Oh …
ほら ひとりじゃない

この世の現在
無数の嘆きの渦や不仕合せで いっぱいだもの
助けては救われる自分でいるまで

正解ってホントに存在しているのかなんて
意味がないさ
Oh …
孤独を選ぶだけの毎日って
ありえないし
温もりに気づかないって人生も
つまらないなぁ

ほら ひとりのハズはない


4.楽園

作詞:藤田千章・佐藤竹善
作曲:藤田千章・佐藤竹善

遠ざかる桟橋と朧ろげな灯り
My friend
ボクも怖いさ
どうしても行かなけりゃ 予測不能でも
Intend
零れ出した時間

「誓いの船出」さ

想いを
風に託してみても
それじゃ手で触れるってことができない
ボクらは 心だけじゃなくて
実際の体温を感じあっていたい

猛烈な嵐も乗り越える力を
Befriend
ボクらは持っている
自分身で行かなけりゃ Compass なんか無い
Until the end
未知への挑戦は

「すべては現実」さ

時間を
いつか取り戻したい
だけど待っていたって明日は動かない
ボクらは
朝陽が射す方角へ
舵を切る 本能が点滅するから

いつも 雲の上を人は「楽園」と呼ぶ
だけどきっと碧い空も草原も
情熱が築くもの

想いは風に託すだけじゃない

Try before thinking more
It's the core


5.メビウスの帯

作詞:藤田千章・佐藤竹善
作曲:藤田千章・佐藤竹善

終わらそうとしたけれど 言葉にならない
僕はもう これ以上 此処にいられない
俯いた横顔にゆらめく 炎の影
偽りは 無邪気に 僕を 切り刻む

それでも 君をまだ愛している
呪縛のように
自分が惨めなくらいに
君を
また許してしまう

割れた花瓶みたい 君の思わくは
捨てたくないから水を注ぐ でも 枯れた
なぜ 僕は 君が微笑む度 嬉しいんだろう
仮初の夢と解っているのに

それでも 君をまだ愛している
日晒しのまま
自分じゃ足りないことは
諦めの理由になるさ
それでも 君をまだ愛している
狂おしいほど
心の奥底まで
凍らせる術はないのさ

それは天から試されたもの
背負うしかない 僕の宿命
Oh no

悩ましい君の 犯した罪
メビウスの帯
僕等は辿るだろうか

それでも 君をまだ愛している
日晒しのまま
自分じゃ足りないことは
諦めの理由になるさ
それでも 君をまだ愛している
狂おしいほど
心の奥底まで
凍らせる術はないのさ

やがては 僕は去り行くのだろう
そして消える 君の記憶からも
Oh no


6.Luz(Prelude)

作詞:藤田千章・佐藤竹善
作曲:藤田千章・佐藤竹善

太陽という大きな恵みさえ
久しぶりに感じていた
深呼吸で始まる日常
穏やかに風が往く

特別じゃないってことが奇跡と知ったんだ
胸に手をあてたら
未来の rhythm 聴こえてきた

唱おう 今は
悲しみ覆う大地に
笑顔が芽吹くために
いつか 咲き誇る花でいっぱいにしたい願い
空の果てに届くよう

雷雲から潤いの雨
不意に ぼくは虹を探す

生きていくっていうことの苦しさにこそ
歓びに向かおうとする groove
産まれるから

踊ろう 今は
脈打っている血潮を解き放つように
汗にまみれて
無理に 涙を止める必要はないのさ
星に この想いを 預けていこう

交錯している夢と現に
「希望」という楔を打とう

唱おう 今は
悲しみ覆う大地に
笑顔が芽吹くときに
いつか 咲き誇る花でいっぱいにするのさ

想いも 呼吸も 鼓動も 歌も
すべては光へと
涙も 情熱も 血潮も 願いも
いつも
生命と共に


7.Luz

作詞:藤田千章・佐藤竹善
作曲:藤田千章・佐藤竹善

太陽という大きな恵みさえ
久しぶりに感じていた
深呼吸で始まる日常
穏やかに風が往く

特別じゃないってことが奇跡と知ったんだ
胸に手をあてたら
未来の rhythm 聴こえてきた

唱おう 今は
悲しみ覆う大地に
笑顔が芽吹くために
いつか 咲き誇る花でいっぱいにしたい願い
空の果てに届くよう

雷雲から潤いの雨
不意に ぼくは虹を探す

生きていくっていうことの苦しさにこそ
歓びに向かおうとする groove
産まれるから

踊ろう 今は
脈打っている血潮を解き放つように
汗にまみれて
無理に 涙を止める必要はないのさ
星に この想いを 預けていこう

交錯している夢と現に
「希望」という楔を打とう

唱おう 今は
悲しみ覆う大地に
笑顔が芽吹くときに
いつか 咲き誇る花でいっぱいにするのさ

想いも 呼吸も 鼓動も 歌も
すべては光へと
涙も 情熱も 血潮も 願いも
いつも
生命と共に


8.Finally

作詞:藤田千章・佐藤竹善
作曲:藤田千章・佐藤竹善

この頃 ボクはおかしいんだ
辺りが急に色付いて見えるのさ
名も知らない 紅い花を買った
柄じゃないけど ふと 育ててみたいなんて
さよなら
孤独な自由
追いかけた自分に縛られていたのさ
キミの温もりにいつも 逃げ込む小犬さ
やっと向き合えそうな 裸のボクは
弾む気持ちの中で
キミといたいのさ

周りが気にもならないんだ
どんな困難にも 今のボクは潰れない
さよなら
あるべき姿
頑なに自分ができるフリしていた
優しいキミは折れない たおやかな小枝
限られた時間と ボクの存在は
誰のためでもなくて
キミといたいのさ

殺風景な場所は
本当は不思議と想像の国さ
ボク次第だった

追いかけた自分に縛られていたのさ
キミの温もりにいつも 逃げ込む小犬さ
やっと向き合えそうな 裸のボクは
弾む気持ちの中で
キミといたいのさ

Finally


9.無名の王-A Wanderer's Story-

作詞:藤田千章・佐藤竹善
作曲:藤田千章・佐藤竹善

夕焼け色の砂塵の中
歩き続けるボクには もう
現実と夢の区別がない
眼が醒めて 少しは生きて
夜が来て その度死んで
回転木馬のような 哀れな人生
I cannot deny it, I cannot deny it
流離うだけの日々を
I cannot deny it, I cannot deny it
笑えてりゃいさ
ボクは跪いて 祈りを捧げてみる
懺悔に値するか そんな覚えもない
許されてみたいだけ
無邪気な神の子さ

無意味に先を急ぐ朝
号泣する子を素通りのボクは
面倒が嫌いな普通のオトナさ
残暑の人いきれ 他人と肩がぶつかって
知らん顔して
さっさと逃げる お気楽な人生
I cannot deny it, I cannot deny it
流離うだけの日々を
I cannot deny it, I cannot deny it
笑えてりゃいさ
ボクはこの胸に 小石を投げつけた
響く大きな音 からっぽだって知った
心に 自分さえも
住んではいなかった

ヴェネツィアの橋の上
溜息をつく
ボクは仮面を付けて 舞踏会へ

戻る術のない世界
今だけに咲く徒花
気づいたとしても
叫んだとしても

そうさ 愉快で満たされたい
解放されて飛び回る小鳥
名は無いから好き放題
ほんとかどうかは大した問題じゃないって
面白ければ
刹那が命綱の 儚い人生
I cannot deny it, I cannot deny it
流離うだけの日々を
I cannot deny it, I cannot deny it
笑えてりゃいいさ
ボクは手を合わせ 願いを唱えてみる
海よりもっと深く 貧しく飢えていた
愛されることに
忘れ去られたんだ

I cannot deny it, I cannot deny it

いつもとおんなじさ


10.Forget-Me-Nots(In Idleness)

作詞:藤田千章・佐藤竹善
作曲:藤田千章・佐藤竹善

枯葉舞う並木道
急ぎ足の僕に 理由なんかないさ
目的もない
早く離れたかった
夕暮れ

「凩の季節です」って予報士が気に障る
雪の匂いはキミが去った日
記憶を喰いちぎってく
朝まだき

「火を貸してくれ」と肩越に見知らぬ初老の男
吐き出す煙 満足気な表情に
チラついた
風花

人々が交わす挨拶が「寒いね」に変るたび
遠い故郷を捨ててしまうなんて
僕には決してできそうにない
真冬日

必ず春は来るけれど
僕には分からない
不幸だとか 恵まれないって存在が有耶無なのは
霞のせい

勿忘草を摘みに川岸へ出かけた戦士の伝説
愛する女の歓喜の図を想像しただけだった
二度と彼は戻らなかった
それは 哀れかい
ああ、 自分以外の誰かのこと 想えないってことの方が
無情さ


11.The Distance To Continue